FC2ブログ

1995年2月号。21年前に発売されたコミック誌ですね。
21年、考えるとすごいなぁ。発売された当時読者だった人たちは、若くても40歳くらいにはなってるんですよね。
その頃の話をして読んでくれる人がいるのかな、と思ったりしますが、
まあそこは、回顧的に懐かしがってください。

で、この号では、こじままさき氏の『脳汁通信』が始まります。
こじま氏はとても拘りの強い人で、また通常のお仕事の空き時間に執筆してもらっていたので、
毎月という確約は取れず、不定期というカタチでの連載でした。

一回目取り上げたネタは『おもらし』。紹介されている作品は、『おもらし倶楽部』と『八仙飯店之人肉饅頭』というスプラッタービデオ、ブルセラショップのオリジナルビデオ、裏ビデオと多岐に渡っていました。どこまで情報網を広げてるんだと思うほどです。
とっても濃いレビュー、感服いたしました。

1995 02

掲載作家
にしまきとおる
海野やよい
香愁
海明寺裕
しろみかずひさ
童門冬児
高橋冴虎
町野変丸
時野実
しのざき嶺



新・愛之傳言板 第三回

 最近巷で増えてきたお店に『カップル喫茶』というものがあるのをご存じですか?
 このお店はSEXの相互鑑賞を目的にした喫茶店で、露出嗜好や覗き趣味を満喫したい方々にかなり受けているようです。中には合意の元にスワップめいたプレイが行われているケースもあり、なかなか楽しそうなお店なのです。私も一度は覗いてみたいなとは思っているのですが、なかなか時間と一緒に行ってもらえる相手がいないのが現状で……。
 『カップル喫茶』が多くなってきた経緯の元になるのが、上野広小路駅の近くにある同伴喫茶の存在です。同伴喫茶と言っても20歳前半の方には馴染みのない言葉だと思います。20年ほど前にはラブホテルなどに行けなかった赤貧の学生たちの間で、愛を語る場として大いに使用されていた歴史ある名称なのです。まあ現在ではその名を掲げている喫茶店もないので、偶に見かけると「おおぉ!」と声をあげてしまうほどですが……。
 さてさて、その上野広小路の同伴喫茶の話になりますが、この喫茶店、実は現在も存在しております……と思いま……無いかなぁ?……あると思うけど……。このお店は昔から、中高年のスワッパーたちのオアシスみたいな場所で、男女ともにみんなが組みつ解れず、あらんばかりの痴態を繰り広げていたのです。かくいう私もここの存在を知った4年ほど前に知り合いの女性をたずさえて覗いてみたところ、2組ほどのカップル(その日は平日で人が少なかったようです)が相互に手を出し合っていました。その光景を連れの女性(けっこう好奇心旺盛)に見させ、その気にさせてこっちはこっちで楽しんでいたのは言わずもがなです。
 ただ先ほど言葉を濁してしまったのは、2年ほど前にこのお店がクローズアップされてしまって、「こりゃけしからん!」と摘発、営業ができなくったという噂を聞いたような……。このことが最近の『カップル喫茶』の林立の原動力になっているのは間違いありません。でも相互鑑賞なんておもむろに広告して大丈夫なのかしら、と思ってしまうのは老婆心。
 これはとっても昔の出来事の上、それほどエッチなものでもないので人にはあまり語っていないお話。18年前のこと、同伴喫茶(前記のような過激なものではない)に入ったことがありました。私が16歳の時で、相手の女性は錦糸町・大手の某百貨店のデパガ嬢でした。まだウブだった私(ほんとか?)がその女性に遊ばれてしまったお話です。喫茶店の暗がりと周りのカップルの妖しげな雰囲気の充満に入った瞬間から、彼女、かなりきていました。席につくやキスを迫ってきたり、身体をなで回されたり(もちろんおちん○んも)。その後、近くにあった彼女の女子寮に連れていかれ、内緒で部屋まで入れてもらい、大勢のデパガ嬢に若き私は弄ばれてしまったんです。集団の女性の怖さをこの時、思いっきり知らされました。シクシク。
 と泣いてばかりもいられない。ここで大大大懺悔コーナー。毎月何か謝らなければならないことがあるのが、非常に心苦しいです。先月1月号で巻頭カラーを飾ってもらいました万利休先生のお名前をよく確認せず「万利久」と明記してしまいました。これはまったくの間違いでご本人に指摘されるまで知らずにいた私はホントの馬鹿者です。ここに万利休先生ならびに読者の方々に、謹んでお詫び申し上げます。で、その万利休先生の本編作品なのですが、本誌4月号に掲載すべく、着々と構想が進んでいるそうです。もうじきです。万利休先生、頑張ってくださいね。
 今月号でシリーズの区切りをつけた、しのざき嶺先生の『Behind』ですが、早くも来月、単行本化されます。一作一作、常に力のこもった作品を発表してくれ、単作品でも充分に読み応えがある作品の集大成です。発売は1月19日。今からワクワクしてしまいますよね。またこちらも終了した香愁先生のせのあシリーズ。この傳言板を書いている本日、最終回の玉稿を賜ったのですが、その際の次回からの新連載のお話を伺いました。工学系大学の女子学生が連続殺人事件に巻き込まれるという近未来のお話。その中で、人間の弱さや依存心、甘えの心などの発達がどれほど重要なのかを提唱しながら、とにかくエッチに進みます。せのあに続く新たな香愁ワールド、楽しみにお待ちください。

少しずつ個人ネタが増えてきましたね。
上野広小路の同伴喫茶は、この時は名称を書きませんでしたが『城』というお店です。32年間営業をしていたようですが、当然現在はありません。この形態のお店も、カップル喫茶からハプバーへ。現在はこのハプバーという名称も使えなくなっていますね。
それと16歳の私、すげー長髪でかなりイケていたんです(自認です)。

Mitsuru Tohmoto
Posted byMitsuru Tohmoto

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply